2016/10/11

研修旅行レポート ~愛媛~

研修旅行レポート ~愛媛~

今年の葬祭マネジメント学科 夏期研修旅行は愛媛県を訪れました。

愛媛ならではの歴史や文化と躍進されている葬儀会社に触れた学生たちの様子をレポートいたします!

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降り立った松山空港がある松山市は「おもてなし日本一のまち」としても有名です。

葬祭業界で最も必要な資質“おもてなし”の心は町ゆく人たちからも感じられました。

~初日~

【松山城見学】

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愛媛と言ったら「みかん」と「松山城」と言われ、松山市の中心部にそびえ立つ松山城は、門櫓・塀を多数備え、狭間や石落し、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守を構えた平山城と言われております。

松山城は、江戸時代以前に建造され、日本で現在まで残っている「現存12天守」のうちのひとつです。

平成18年に「日本100名城」、平成19年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定されています。

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松山城見学ではボアンティアガイドさんの引率の下、築城の特徴など専門的な事を学びました。

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目指せ天守閣!道のりは長く…。

歩く歩く歩く。お城は攻略されにくいように複雑な導線となっています。

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あいにくの曇り空でしたが、天守閣から一望する松山市内の眺めは最高でした。

【お遍路体験】

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お遍路とは?

弘法大師(空海)の 足跡をたどり、四国八十八ヶ所のお寺(霊場)を巡拝することをいいます。

全部の寺を巡礼するには、平均50日前後かかると言われており、私たちも体験学習ということで、お遍路ならではのお参り方法や作法を学びました。

お遍路の目的は、健康祈願、自分探し、開運、縁結びなど各自様々なテーマを抱え巡礼します。当然、一人で巡礼すると思われますが、巡礼者が持つ笠には、「同行二人」という文字が書かれております。

ひとりは自分、そしてもう一人は弘法大師を意味します。つまり、弘法大師様と二人で巡礼の道を歩き、心と心で語りながら巡礼するそれがお遍路なのです。

目指すお遍路先は51番札所 熊野山石手寺(くまのさんいしてじ)、真言宗豊山派のお寺です。

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バスを降りて白衣(びゃくえ)と呼ばれる白装束を纏い、輪袈裟(わげさ)を首に掛けます。背中には真言宗のお唱え“南無大師遍照金剛”が書かれています。

南無大師遍照金剛とは、弘法大師空海に帰依するという意味です。 つまり、歩き遍路で「南無大師遍照金剛」を唱えるのは、自分の後ろには大日如来が控えているから、大師と二人で同行してお遍路を歩くという意味があります。

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石手寺を目指し松山の街並みを元気よく散策…曇天で良かった!

パーツを運び入れる順番も大切になります。

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まずは山門を入る前に手を清める手水(ちょうず)の儀式。柄杓に水をすくい。左手→右手の順に水をかけ、、左手で受けた水で口をすすぎ、残りの水を柄杓の柄に流しすすぎます。

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さあ!参道を通り本堂を目指します。

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参拝の前には鐘打ち。仏様にご挨拶です。これは、仏様にこちらを向いてもらう意味合いもあります。

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石手寺でのお唱え ~おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

と三回唱え、各々のこれからの活躍を祈願し参拝しました。

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今回、お遍路八十八か所巡りはさすがにできませんでしたが、 「お砂撫」といって霊場八十八か所の砂を撫でることがでました。

学生たちも全霊場の砂を撫で八十八か所のお遍路を制覇させていただきました。

~二日目~

【葬儀社 ペガサス・フレンディ視察】

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二日目は八幡浜市に移動し葬儀社「ペガサス・フレンディ」での視察研修です。

JA葬祭や大手互助会の施行シェアの根強い地域に二年前「エミリアホール想空感」をオープンし、一日一組の家族葬に対応した新しいカタチのご葬儀を提案しています。

まず驚いたのがその立地!目の前には宇和海(豊後水道)を眺め、裏手にはみかん畑と実に風光明媚な環境にあります。

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式場の目の前には海が広がり、裏手にはみかん畑。八幡浜の特徴を生かした会館です。

学生も「えっ?ここが葬儀式場!?」と到着時の第一声でした。

式場スタッフ全員でお出迎えしていただき、おもてなしの行き届いた所作に学生も一気に背筋が伸びました。

式場内からは海を眺め、この最高のロケーションに「結婚式もできそう」と学生から驚きの提案も…。観光名所にもなりそうな程の葬祭会館です。

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式場内から見える宇和海を航海するフェリーに思わずシャッター!

葬儀文化は地域の土着・習慣とも言われております。

長年、葬儀慣習が定着する地域にも関わらず、「ペガサス・フレンディ」様はこの地域に新しい風をもたらし、他社との差別化を図っていました。

  1. 白木祭壇が主流の中、オリジナルのアレンジ花祭壇を提供。
    その四季を感じていただけるよう花材を取り入れています。 用意した花の名前を全て記載し、参列の皆様に今回の祭壇のテーマがわかるようにしています。
  2. 安置室は個室になっており、葬儀の日程が延びた場合でもご遺族がゆったりと過ごせるようになっています。

    安置ベッドがそのまま移動できる使用になっているため、通夜の儀は納棺をせずに執り行い、故人様と触れ合いながら一夜を過ごせるようにと新しいご提案をしているそうです。

  3. その他、高齢者の方々や少し地域の離れている方々にも認知してもらおうと、自ら出向く出張セミナーを定期的に行っており、営業活動にも工夫が感じられました。

このように海の町 八幡浜を意識した式場の立地や他社と異なるサービスは徐々に口コミで広がり、葬儀費用では表せないその付加価値をお客様はもとより、葬儀を司るご住職にも大変喜ばれており、たくさんのファンを獲得しています。

他社にはない強みを全面的に打ち出していました。

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竹内社長から会社のコンセプトや営業展開につきまして講演いただきました。

「ここまでクレームはゼロ」のお言葉には社員のひとり一人の意識統一がなされている証と実感しました。

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ペガサス・フレンディで活躍中の
2014年度本校卒業生 子安成美さん

「自分が喪主様の立場になったことを考えて接してみてください」

とアドバイスをいただきました。

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社員の方々から葬儀の流れや風習学び、さらに質疑応答を交えて意見交換を行いました。

「ペガサス・フレンディ」様の視察を通じ、おもてなしの心に沿った自社の強み(新しいアイデア)を打ち出す必要性を学びました。

これからのご葬儀はお客様のご要望に耳を傾け、ニーズに合ったご葬儀を提供する必要があります。

そのためには、現状に満足せず、企画とサービスに加え、お客様に提案する力を磨かなければなりませんと実感しました。

地域は変わっても、葬祭従事者はお客様からの信頼を得ることが第一です。社員一人ひとりがまず、会社を代表する信頼される商品であるという意識作りが大切であると再認識できた有意義な研修旅行となりました。

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葬儀社「ペガサス・フレンディ」のみなさま、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

16期生はこの研修旅行を活かし、後期も頑張っていきましょう!