2015/10/14

研修旅行 in 新潟

研修旅行 in 新潟

この研修旅行は地域の慣習により異なる葬祭文化に触れることを大きな目的とし、更なる知識を深めるため、国内の様々な葬祭関連施設への視察を行っております。

今年は9月7日~8日の1泊2日で新潟方面へ出向き、新潟の葬送文化に触れてきました。

【初日】

◇弥彦神社

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越後平野西部の弥彦山(標高634m)山麓に鎮座する、越後一宮 弥彦神社(新潟県西蒲原郡弥彦村)は、大正の御再建・御遷座から数えて100年を迎えた由緒ある神社で新潟県民の心のふるさと、魂のよりどころとして親しまれています。

万葉集にも謳われた古社でもあり、また近年はパワースポットとして日本全国からその力をもらうべく沢山の方が訪れます。学生も学業成就、就職祈願、そして明るい将来のためにその力にあやかりました。

しっかりと社殿参拝を行った後はロープウェイで弥彦山山頂へ。

しかし、あいにくの悪天候で越後平野一望とはいきませんでした(+o+)残念…。

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現地のガイドさんに案内をしてもらいました。

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「重軽の石」軽いと感じれば思いが
成就すると言われています。

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各々の想いを祈願しました。

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弥彦名物 こんにゃくおでん

国上寺 ( こくじょうじ ) 座禅体験

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国上寺(新潟県燕市)は元明天皇和銅2年(709年)に越後一宮 先の弥彦大神の 託宣 ( たくせん ) (神様の言い伝え)により建立された、新潟最古の 古刹 ( こさつ ) (古いお寺)です。

ここには良寛さんが最盛期の居を構えた「五合庵」があることでも知られています。

国上寺では座禅体験を行いました。心を無にして雑念を払い、20分間集中しているつもりでも雑念が入ると住職にはすぐに見破られ、 警策 ( けいさく ) (肩や背中を打つ某)で「喝っ」と叩かれはしませんが肩や背中をトントンと…。

終了後は多くの学生が足のしびれで立ち上がることができず苦悶の表情…。

しかしながら、自己の内面を見つめ直す良い機会となりました。

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山田住職からの法話を聴講

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20分間の座禅の開始です。住職の目が光ります。

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禅終了後。足が棒になって動かない・・・(>_<)

【二日目】

◇VIPシティホール県庁前視察

研修旅行 in 新潟 株式会社ビップ(本社:新潟県新潟市中央区)は新潟県を代表するす冠婚葬祭互助会です。

葬祭部門はVIPシティホールを新潟県内24ヶ所に構え、「さよならよりもありがとうで送るご葬儀」のお手伝いをコンセプトにお客様満足度の大変高い冠婚葬祭互助会として事業展開をしています。

今回、視察したのは新潟県庁前にあるVIPシティホール県庁前。ホテル並みの広いロビーが印象的で、その他、すべてにおいてお客様目線での設備が整っています。

式場見学では初めて目にする豪華絢爛な塗祭壇がとにかくダイナミックで学生たちも圧倒されました。

多くのお客様が白木祭壇ではなく塗祭壇を使用するそうで祭壇の料金もかなりの格安で提供されています。

また、新潟の葬儀では収骨容器に骨壺は使用しません。骨箱という木箱にお骨を納め、納骨の際は直接、土にお骨を返すのだそうです。もうひとつ、大きな地域色としては、お斎(葬儀後の会食)が豪華であることが挙げられます。

料理には調理長の名前が記載された「おしながき」が添えられ、さながら結婚式の披露宴のようでした。

また、お土産用のお赤飯も用意します。故人の新たな旅立ちをお祝いする意味合いが込められているそうです。お葬式の席にお赤飯とはビックリです。

案内をしてくださった小島一晃ディレクターの人柄もとても親しみやすく、葬儀人としての接し方も直に感じることのできた視察でありました。

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開放感抜群のエントランスロビー

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キッズスペースも完備で安心

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屋上には展望風呂

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圧巻!豪華絢爛の塗祭壇

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式場では地域の葬儀を学習

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収骨時に使用する骨箱(木箱)

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昼食もVIPさんの会食場にて。円卓を使用し、披露宴会場のようでした。

実際の地域のお斎さながらの昼食を用意していただきました。美味しかったです(^O^)

◇新潟市新津斎場視察

研修旅行 in 新潟 新津斎場(新潟県新潟市秋葉区)は昭和55年に供用を開始した新潟市が運営する火葬場です。

今年の4月に大規模な改修工事を終え、再供用が始まりました。供用再開にあたり、大きな変更点として指定管理者制度による管理体制になったことが挙げられます。

この指定管理者制度とは火葬場の運営を民間の企業に業務運営を託すことにより、より一層のサービスの充実を図ることを目的としております。

指定管理者の代表として業務を行うのは火葬炉メーカーの最大手「株式会社 宮本工業所(本社:富山県富山市)」。

こちらには葬祭マネジメント学科の卒業生も在籍をしております。

火葬炉のメンテナンスはもちろん、火葬場案内業務(宰領といいます)も行います。また、近隣の葬儀社と定期的に意見交換会を開き、火葬場業務についてのサービスのあり方や、改善点などを追求し、サービスの充実に努めています。主任の岩城様より新津斎場を利用する地域の特色を教えていただきました。

一番の驚きは、喪主(ご遺族の代表者)様が収骨(お骨上げ)には参加しないことでした。

この地域では、故人様が火葬炉に入ると、参列者はすぐにお斎(葬儀後の会食)会場へ移動します。収骨の時間になると連絡が入り、お身内数名のみが再度火葬場へ向かい収骨を行います。

喪主様は会食場での接待に忙しくなるため収骨に向かうケースが少ないとのお話しでした。参列していただいた方への感謝をしっかりと行うことも亡くなった方からの御礼を代弁する意味で、ないがしろにはしない人と人との絆を感じる慣習であります。

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段ボールを棺に見立て、火葬業務の一連をデモンストレーションしていただきました。

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葬儀社と火葬場との関わりについても
学びました。

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火葬は最新自動制御システムで
コンピュータ管理をする。

今回の研修旅行では地域の特色に多く触れ、知識向上以外にも葬祭従事者としての心を多く学ぶことができました。

地域は変われど人の死を弔う気持ちは変わりません。

その一番近くで従事する葬儀人としてのあるべき姿がどのようなものであるか。FM15期生はそれぞれの胸に刻んだはずです。

お忙しいところ、各関係者のみなさま誠にありがとうございました!