祭壇設営の授業

2013/8/2

祭壇設営の授業

葬儀空間の設営を体験する集中授業を実施しました。

本校では葬儀施行に必要な知識・技術を学ぶ「フューネラルディレクティング」の授業があります。その授業を補完し、夏期の期間に集中して室内の装飾を含め祭壇設営の実務技能を学ぶため、集中授業を4日間行いました。

初日と2日目は仏式の祭壇の設営です。先ず講師が仏式の祭壇の意味や歴史などについて説明を行い、組立方や配置の基本を学んだ後、3班に分かれて、室内幕の装飾、祭壇の設営と撤去、そして遺体の搬送をそれぞれグループごとに交代で体験しました。

室内にどのように幕を張ったらいいのか、どのように祭壇を設置すればいいのか、イメージが思い浮かばず、位置と正面を決めるのに苦労しました。
祭壇が入った箱を倉庫から運び、手袋をして慎重に組み立てます。祭壇が平行になっているか、幕と中心が合っているか、祭具の位置が正しいか、左右対称になっているかなどを点検して、ようやく完成です。室内幕を張り祭壇の設営が終わると、セレモニー実習室が葬儀式場に早変わりしました。

祭壇を運び、ポールを立て垂木を渡して、室内幕を張っていきます。脚立から落ちない様に、幕を順番に綺麗に張っていきます。

祭壇を運び、ポールを立て垂木を渡して、
室内幕を張っていきます。脚立から落ちない様に、
幕を順番に綺麗に張っていきます。

仏式の祭壇の設営が終了です。結婚式場のチャペル形式のセレモニー実習室が、仏式の葬儀式場に早変わり。

仏式の祭壇の設営が終了です。
結婚式場のチャペル形式のセレモニー実習室が、
仏式の葬儀式場に早変わり。

3日目に神式の祭壇の設営を行いました。神式の祭壇は仏式の祭壇と異なり、上モノの種類や道具も全く異なります。神葬祭の流れの説明も受け、祭壇の設営を体験することによって、神式の葬儀についての理解を深めました。

神式の祭壇の設営が終了です。仏式より明るい感じがしました。

神式の祭壇の設営が終了です。
仏式より明るい感じがしました。

ストレッチャーの扱い方も学びました。簡単そうに見えて、意外と操作が難しい。

ストレッチャーの扱い方も学びました。
簡単そうに見えて、意外と操作が難しい。

遺体の搬送体験では、ストレッチャーに遺体役の講師を乗せ、校舎内の廊下や階段を使って行いました。遺体の扱いに注意し、どのように丁寧に運ぶか。狭い階段では、担架の切り返しにかなり苦労しましたが、何事もなく無事に講師を運ぶことができました。でも、講師は落されないかハラハラだったそうです。

最終日は、エントランスホールにテントを張り、受付の机を置いて、受付の設営も行ってみました。それぞれ受付役と会葬者役に別れ、受付の流れがどうなるかの体験も行いました。

受付けのためのテントを設営。くじら幕も張ってみました。

受付けのためのテントを設営。
くじら幕も張ってみました。

実際の現場でも祭壇を設営する機会は減ってきております。実際に祭壇の設営を行ってみたり、遺体の搬送を体験することにより、現場の苦労を知るとともに、葬儀の実際を学ぶという意味では、貴重な体験となりました。
この授業を最後に、しばらく夏休みに入ります。皆さんお疲れ様でした。