納棺師を体験する授業

2013/8/2

納棺師を体験する授業

「フューネラルディレクティング」の授業は、葬儀施行に必要な知識・技術を学びます。今回は、納棺についての授業を行いました。

我が国では古くから、納棺式を行う前に、お亡くなりになられた方のお身体を家族が清める「湯灌-ゆか-」という儀式がありますが、最近では各家庭の生活環境が変わり、拭き清めの湯灌から浴槽式湯灌・メイクサービス、また病院でのエンゼルメイクなど様々な物に変化しています。何故、死後処置(湯灌)やメイクサービスが必要なのかを学んで、お亡くなりになってからの身体の変化や処置、お化粧の技術を学び理解する内容となっております。

着付け、旅支度、納棺を通して尊厳を守ると共に、家族にとって葬儀を行うまでの別れへの心の準備をする大切な時間となることを理解するため、故人への着付け、旅支度、そして納棺を体験する授業を行いました。

故人役の学生に、納棺師経帷子を着せ、旅支度を施してみました。寝ている故人に着付けを行うのは思ったより難しく、最初は帯が通らなかったりと、綺麗に着付けを行うことはできませんでした。何回かやるうちに、コツをつかみ襟元も綺麗に納まるようになりました。

寝ている遺体役の学生に経帷子がしわにならず、綺麗に着付けるのはかなり難しかったです。

寝ている遺体役の学生に経帷子がしわにならず、
綺麗に着付けるのはかなり難しかったです。

落さないように慎重に…遺体は結構重いのです。

落さないように慎重に…
遺体は結構重いのです。

旅支度では、口上を述べながら、遺族役の学生に手伝ってもらうのですが、マニュアルを見ながらだとなかなか上手くいきません。

納棺は、授業ではありますが、初めての体験とともに、故人役が意外と重く、柩の縁に落さない様にびくびくしながら行いました。

棺の蓋を閉めて納棺終了です。入棺も体験しました。

棺の蓋を閉めて納棺終了です。
入棺も体験しました。

最後に、顔の周りを綿花で飾り、蓋を閉めて終わりです。入棺も体験しました。
納棺師としての貴重な実習授業となりました。