実地見学:東京ジャーミイ&ルーテル学院大学

2011/12/9

2011年12月3日(土)、課外授業の実地見学でイスラム教モスクの「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」とミッション系大学の「ルーテル学院大学」を訪問しました。

午前中は、渋谷区代々木上原にある「東京ジャーミイ」を見学。
大理石作りのモスクは、内装も技巧を凝らしたタイル細工や、神アッラーや預言者ムハンマドの名前、言葉などをデザイン化したカリグラフィーなどで彩られ、宗教だけでなく美術や文化も感じられる空間となっていました。
イスラム教の葬送は埋葬で火葬は厳禁。葬儀も親しい人が集まり祈りを捧げるだけのシンプルなものだとか。
その他イスラム教についての詳細を伺ったあとは、礼拝にも参列させていただきました。アラビア語での祈りの言葉が流れる中、イスラム教の規範に則り、ムスリムの方々に合わせて祈りを捧げました。

内装
イスラムモスク

鮮やかな青や赤を効果的に使った美しい装飾が目を惹きます。

イスラムモスク
イスラムモスク

大理石をふんだんに使ったイスラムモスク。
一日に五回、メッカの方角に向かって
祈りを捧げるのが ムスリムに定められた信仰行為。
そのための礼拝堂はなくてはならない存在です。

イスラム教

内装も美しいモスク内部

写真の真ん中にあるアーチ状のミフラープと呼ばれるくぼみ部分は、メッカの方角を向いて作られているので、ムスリムたちは方角を誤ることなく祈りを捧げることができます。

イスラムモスク

ムスリムの女性たちは、モスク内では
スカーフをかぶって祈りを捧げます。
FL学科の皆さんも真摯な気持ちで
ムスリムの方々と祈りを捧げました。

イスラムモスク

建物内にある居間スペース。
中央には室内用の噴水があります。
水の流れる音には癒しの効果があるようです。

午後は、三鷹市にあるルーテル学院大学を見学。
キリスト教についての復習をかねて、「宗教と葬儀」の中でキリスト教と葬儀について講義をしてくださっている、ルーテル学院大学の上村敏文准教授から学内を案内していただきました。
ルーテル学院大学は日本福音ルーテル教会と日本ルーテル教団が創立の母体であり、両教団の牧師を養成するための神学校である日本ルーテル神学校を併設しています。神学教育は100年の歴史があります。ちなみにルーテルとは宗教改革の中心人物マルティン・ルターのことです。
隣には、国際基督教大学(ICU)と東京神学大学があり、プロテスタント系の神学校が集まる一大聖地となっています。
校舎は建築家村野藤吾の設計によるもので、彼の代表作の一つと言われています。ラビリンス(迷路)のような造りで、初めて来た人は必ず迷子になるといわれる、特徴的な建物です。また建物内は全てバリアフリーとなっています。
十字架を形どった、ルーテルのシンボルでもあるチャペルでは、入学式、卒業式、礼拝、コンサートなどが行われ、テレビドラマや映画の撮影にもよく使われているそうです。卒業生等の結婚式も頻繁に行われるそうで、アナウンサーの久保純子さんもここで式を挙げたとか。
また図書館の蔵書も豊富で、特色として、特にマルティン・ルタ-と宗教改革に関するものは、貴重な原書も数多く、関連する蔵書数は日本一とも東洋一ともいわれ、広く内外から利用されています。

三鷹市にあるルーテル学院大学を見学