【葬祭マネジメント学科】卒業研究発表を行いました

2012/2/20

2012年2月18日、葬祭マネジメント学科が本校ホテル館にて卒業研究発表を行いました。

1年間の学習の集大成として毎年2月に実施しており、学生が実際に調査したことをまとめ、実演を交えてプレゼンテーションするとともに、参加者と一緒に考えるワークショップ形式で行いました。テーマの決定から構成、準備、当日の進行や発表まですべて学生が担当しました。

その年の社会的に注目されている葬祭にかかわるトピックをテーマとしていますが、今年は「事前相談」について取り上げました。

今回は一般見学者、学科入学希望者、葬祭業界従事者、卒業生、非常勤講師、マスコミの取材記者など35名の方に参加いただきました。

【葬祭マネジメント学科】卒業研究発表を行いました

 大切な家族の死は突然訪れます。すぐに葬儀社を決めなくてはならず、あわただしいうちに葬儀が終わってしまいます。精神的余裕や時間的な余裕がないなかで、多くのことを決める必要があり、後々「もっとこうすればよかった」「こんなはずじゃなかった」と後悔されるケースは少なくないと聞きます。
最近では、葬儀の費用や内容についてあらかじめ検討しておく方も増えてはいますが、まだまだ多くの方は死に直面しないと考えようとしないのが現実だと思います。
実際に調査を行い、全体の構成を考える中で、「『終活事情』~事前相談から考える最高の人生の終わり方~」というタイトルで取り組むことが決まりました。

 第一部ではその事前相談の概略や、学生たちが調査した葬儀社における事前相談の現状、一般市民のアンケート集計の結果分析、今後の事前相談に向けてのモデルケース提案などが、パワーポイントを用いながら順を追って説明されました。

 事前相談について問題点や課題を明らかにするため、学生たち自身が「現地調査」を行ったり、「アンケート」を行うなど、積極的に生のデータを多く集めました。
自分たちが相談者となって、多くの葬祭企業を訪れて実際に相談をしてみたこと。
また事前相談や葬儀への意識に関するアンケート結果を300件以上集め、これをまとめたこと。
それがより実感を伴った「研究」へとつながったのではないでしょうか。

【葬祭マネジメント学科】卒業研究発表を行いました

説明の合間には「実際にある事前相談対応の例」と「私たちが考える理想の事前相談」が寸劇形式で取り入れられていました。 パワーポイントだけの説明だけでなくこの寸劇が入ることで、より参加者に分りやすく説明でき、現状や今後の課題、将来の可能性などが理解できたのではないかと思います。

第二部では第一部での発表を踏まえて、5つのグループに分かれて自由に意見交換を行いました。各々が意見を言ったり、学生の調査や見解についての質問が出たりと、グループごとに熱心な話し合いが行われていました。

【葬祭マネジメント学科】卒業研究発表を行いました

参加者の方からは「既存の資料やデータだけでなく、自分たちで調査した結果からの分析もあり、研究と呼ぶのにふさわしい内容だった」、「チームワークが良く、努力して準備してきた様子が窺えた」、「取材で来たが、自分自身の勉強にもなる興味深い内容だった」、「まったく知らない内容も多く、これから学ぶべき事柄の概略もわかって意欲が湧いてきた(入学希望者)」など、プラスの意見をたくさんいただきました。

一年間で学んだことを糧に、皆さん新しいステージでも頑張ってくださいね!