2015/11/16

『後輩に贈る10のアドバイス』
~企業と先輩による就活講話~

『後輩に贈る10のアドバイス』 ~企業と先輩による就活講話~

国際観光専科1年生のカリキュラム「 就職 ( しゅうしょく ) 指導 ( しどう ) 」の一環として、今週お招きしたのは、 ストリングスホテル東京インターコンチネンタルで人事マネージャーを務める細野様です。 ホテルの採用や教育などを行っています。

『後輩に贈る10のアドバイス』 ~企業と先輩による就活講話~

ストリングスホテルでは現在、135名のスタッフ中、10名ほどが外国人。 スンダイの卒業生であるプラティマさん(ネパール出身)もそのひとりで、お客様のご 案内 ( あんない ) 業務 ( ぎょうむ ) に就いています。

東京オリンピックまでに、20か国20名の外国人スタッフへと 増員 ( ぞういん ) 予定 ( よてい ) とのことです。

多国籍 ( たこくせき ) のスタッフを ( そろ ) えることで、より多様なお客様に 配慮 ( はいりょ ) したサービスができ、安心できる環境を整えることができるためだそうです。

みなさんも、母国の言葉や文化が分かるスタッフがいると安心しますよね。

ホテル業界は留学生の採用に 積極的 ( せっきょくてき ) な姿勢であることを知り、学生たちは前のめりで聴いています。

ホテルの業務において 重要 ( じゅうよう ) なこと

語学力
日本語と英語力がまず大事。
笑顔
卒業生のプラティマさんを採用したのはまさにこのポイント。
自然に 口角 ( こうかく ) が上がっている彼女に、お客様が自然と ( ) ( ) せられていく。
分からないことをそのままにしないこと
一度はお客様に聞き返すなどして 正確 ( せいかく ) に情報をつかむことで、大きなミスをふせぐことができる。

「仕事では、とても高い 能力 ( のうりょく ) やサービスを求められることも多いと思いますが、それを 成長 ( せいちょう ) 機会 ( きかい ) ととらえ、 前向 ( まえむ ) きに ( のぞ ) んでください」と、お話の最後にメッセージをいただきました。

『後輩に贈る10のアドバイス』 ~企業と先輩による就活講話~

続いて、「第一ホテル東京」に内定した在校生のセイ・アッサンさん(ミャンマー出身)の 講話 ( こうわ ) です。

彼は現在、内定先のホテルで、チェックイン業務やレストランのご案内などを行っています。

今回は、 後輩 ( こうはい ) であるみなさんのために、自身の 就職 ( しゅうしょく ) 活動 ( かつどう ) 経験 ( けいけん ) を話してくださいました。

とても 努力家 ( どりょくか ) でしっかり者のセイアッサンさんですが、 失敗談 ( しっぱいだん ) などを 面白 ( おもしろ ) おかしく説明してくれ、 緊張感 ( きんちょうかん ) と笑いの混じった時間となりました。

10のアドバイス

①日本語をしっかり使えるように

どんなに英語ができても、働きたいという気持ちがあっても、面接は日本語。
日本語で、しっかり伝えられなければ、その場にいる意味もない。

② 笑顔が大事

ホテルでは、どこでだれが見ているかわからない。お客様の前だけでなく、気を抜かないこと。
(僕も 先輩 ( せんぱい ) に注意されたことがあります)

③ 英語力を高めよう

一緒に働いている人は、みんな英語が上手。
言い回しをたくさん知っている人に、ついていかねばならないことを 覚悟 ( かくご ) しよう。

④ 分からないことは、 質問 ( しつもん ) して 確認 ( かくにん ) すること

細野さんのお話しにあったように、日本語を理解できないまま、無理やり答えようとするひとは多い。
面接でもおかしな返事をしている人がいたが、質問を聞き返すほうがいい。

⑤ 身だしなみに気をつけよう

サービスは、リンゴやオレンジと違い、目に見えない。
目の前の相手の 姿 ( すがた ) 対応 ( たいおう ) 納得 ( なっとく ) できなければ、お客様はお金を払いたくないだろう。

⑥面接の時間を守ろう

僕は面接に 遅刻 ( ちこく ) をしたことがない。大事なものに遅れてくる人は、仕事でも遅れると判断されると思う。 初めての面接の前、 緊張 ( きんちょう ) して眠れなかったが、それくらいの気持ちで 慎重 ( しんちょう ) に駅や場所を確認しよう。

⑦緊張しすぎないように

⑥とは 矛盾 ( むじゅん ) してしまうが、緊張しすぎて一番大切な笑顔を忘れないこと。

⑧言葉づかいや ( ) ( まわ ) しをたくさん練習しよう

「自分以外、みんな日本人」という 集団 ( しゅうだん ) 面接 ( めんせつ ) を受けたことがある。
( まわ ) りはきれいな言葉をしゃべっているので、自分だけ特にひどく感じた。
外国人同士よりも、目立って悪く見えてしまう。
まるできれいなお花に混じった、一本の草のようだった。
日頃 ( ひごろ ) からきれいな言葉を覚えよう。

履歴書 ( りれきしょ ) を前もって 丁寧 ( ていねい ) に書こう

履歴書は、一枚書くのも大変。時間をかけて 両面 ( りょうめん ) 書いたのに、最後の一行で間違えたこともある。
でも、もしそのまま出したら、 ( ざつ ) な人だと判断されるのは自分。だから毎回書き直すこと。

最後に………

⑩ 自分を売りこむことが一番大事

( きび ) しい面接官に質問されたら、質問で返すくらい自分をPRすること。
笑わない面接官の前でもひるまずに笑顔でいること。気持ちを強く持って臨もう。

『後輩に贈る10のアドバイス』 ~企業と先輩による就活講話~

とても 軽快 ( けいかい ) な口調で ( かた ) るセイ・アッサンさんでしたが、言葉一つひとつが心に ( ひび ) きます。

言葉の ( うら ) に、たくさんの 苦労 ( くろう ) を乗り越えていることが、感じられるからです。

彼は、 表面的 ( ひょうめんてき ) な就職活動のノウハウではなく、苦しいことや、大変なことを、どんなマインドで乗り切るかを、とてもわかりやすく教えてくれました。

『後輩に贈る10のアドバイス』 ~企業と先輩による就活講話~

皆で頑張りましょうね!